2009/10/06
これまでの旧譜のボックス・セットがまもなく発売されるKRAFTWERKだが、2010年には2003年の『TOUR DE FRANCE SOUNDTRACKS』以来となる新作を発表する予定だ。
創立メンバーのRALF HUTTERによると、2009年のライブ(3-Dをバックグラウンドの映像に使ったものやRADIOHEADとのショーなど含む)の後、創始者的ドイツのエレクトロニック・バンドはデュッセルドルフにあるKLING KLANGマルチ・メディア・スタジオに入ったという。「もっと時間はかかるけど、冬になるとここはかなり暗くなっちゃうから、スタジオで仕事に没頭するにはいい状況なんだ」とHUTTERは言う。KRAFTWERKの共同創立メンバーであるFLORIAN SCHNEIDERが脱退して初の作品となる新作がどんな音になるかは「まだ始めたばかりだから何とも言えないね」とのこと。
HUTTERはアルバムを完成して発表したらまたツアーに出たいと考えている。
そのときまで、ファンは11/17にKRAFTWERKの大ヒット「AUTOBAHN」発表35周年を祝って発表される8枚入りボックス・セット『THE CATALOGUE』を聞きながら待つことができる。このセットには1974〜2003年に発表されたすべてのアルバムが収められている。どのアルバムもリマスターされ、「ミニ・ビニール」カードにパッケージされて、オリジナル時のアートワークを復刻したブックレットが着く。さらに、1986年の『ELECTRIC CAFE』は元々バンドが希望していたタイトル『TECHNO POP』に変更されている。
うち5タイトル(『AUTOBAHN』、『RADIO-ACTIVITY』、『TRANS EUROPE EXPRESS』、『THE MAN MACHINE』、『TOUR DE FRANCE SOUNDTRACKS』はそれぞれCDとして発表されているが、他の3タイトルは現在アメリカでは廃盤状態になっている。
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